食と健康 2017 10 1

 私の好物は、ナチュラルチーズと、
レーズンやプルーンなど干した果物です。

書名 世界のおいしいチーズ 厳選53種
出版社 メディアパル

 日本の国土に住んでいると、
カルシウム不足になります。
 なぜならば、日本の水は、
ミネラルなどの成分が少ない「軟水」だからです。
 繊細で美術品のような懐石料理は、
軟水があってこそ、美しい味となりますが、
本格的な長寿・高齢化社会が到来する日本においては、
「食」から健康を作っていく必要があります。
 さりとて、ミネラル分が多い「硬水」は、
日本人の口に合わないでしょう。
また、日本料理にも合わないでしょう。
 私は、かつては、それほどチーズが好きではありませんでした。
それは、私にとって、チーズとは、
学校給食で覚えたプロセスチーズだったからです。
 しかし、ふとしたきっかけで、
ナチュラルチーズを知ってから、
チーズに対するイメージが激変しました。
 世界のチーズといえば、
文学的な表現を使えば、
まるで宝石箱をひっくり返したような色彩あふれる、
いや、非常に個性あふれる味覚の宝庫でした。
 チーズの世界を探検する。
少年のころにあった、そういう気持ちを思い出しました。
 私の好きなナチュラルチーズは、
ブルーチーズやウォッシュチーズですが、
これは、ナチュラルチーズの初心者には、味覚的に無理がありますので、
セミハードチーズやハードチーズが、おすすめです。
 たとえば、セミハードチーズといえば、
ゴーダチーズ、チェダーチーズ、
ハードチーズといえば、
パルミジャーノ・レッジャーノ、ミモレットが、
チーズの世界に入門するには、味覚的には、ちょうどよいと思います。
 最近、新しいタイプの飲食店が増えてきたと聞きますが、
ナチュラルチーズをメインにした飲食店ができるとよいですね。
ナチュラルチーズは、ワインにも、よく合います。
 これで、男性の栄養不足は解消されますが、
女性の場合は、さらに栄養不足があると思います。
女性の不調は、おそらく鉄分不足が原因ではないかと思います。
 そこで、プルーンがよいのですが、
人によって、好き嫌いが分かれると思います。
 私は、プルーンが大好きで、うっかり一袋を全部食べてしまったら、
お腹が緩くなってしまいました。
プルーンには、そういう副作用があります。
それでも、つい一袋食べたくなる魅力がプルーンにはあるのです。
 一般的には、レーズンがよいと思います。
レーズンは、万人向けの味であり、
そのまま食べることがよいのですが、
パンや菓子、ケーキにも使えると思います。
元気よく老いていくには、カルシウムと鉄分を取りましょう。






























































スマートフォンのトップページへ